新潟中越地震で被災地に降る雨、この季節はどんどん雨が冷たくなることや、 土砂災害の危険性が高くなることを思うと、 「どうか雨は降らないで」と祈らずにはいられません。
お天気は本当に思い通りにならないものですよね。
でも、お天気を変えちゃったすごい人がいるんですよ。
音楽ファンでなくても知っている、ポール・マッカートニー。
ある時、ロシアでコンサートをやる予定だったマッカートニーには、
どうしても雨に降られたくない事情がありました。
その日は彼にとって記念すべき3,000回目のステージだったから。
でも、天気予報は雨。
そこでマッカートニーは、ジェット機を飛ばして雨雲にドライアイスを噴射するという作戦を実行しました。
その甲斐あって、日がさしたっていうんですから、すごいですねえ。
2万ポンド(およそ400万円)もかかったという話が伝わってきていますけど。
400万円でお天気を変えられるなら安いもんだと思えます?
日本だって、負けていませんよ。
東京都が、お天気変えたことがあるんです。
こちらは、ポールの反対で雨を降らせました。
渇水の時に、「人工降雨装置」を稼動させたんです。
どらえもんの世界のようですね。
ヨウ化銀を含んだアセトン溶液を地上で燃焼させ、
これを上昇気流に乗せることにより、雨を降らせるそうです。
これでちゃんと雨が降ったっていうんですから、すごいですね。
そのうち、てるてる坊主はお役ごめんってことになるんでしょうか。