冬はたっぷりのお湯にゆったり浸かるのが本当の贅沢。
これは実はありがたい話。現在、世界人口の3分の1近い17億人が水不足に悩まされているそうです。
そして、こんな予測があるんですよ。世界の人口は、2025年には80億人に達して、うち半数近くが水不足に見舞われるというんです。
水の不足は食料の問題も引き起こすんですね。
だって、水がなくては植物は育ちませんから。
「無駄の多いかんがいや、地下水のくみ上げ過ぎによる水資源不足が、中国、インド、米国などの主要穀物生産国で深刻化している。」
と警鐘を鳴らす学者もいるんです。
水の問題を解決する選択肢の一つになるかどうか、夢のような機械も開発されています。
水不足に悩むシンガポールの会社が開発した「空気から水を作る機械」。
まるで、ドラえもんの道具のようですけど、実際に発売されているものです。
原理は「気温が低いと植物の葉に露ができる」というのと同じなんだそうです。
でも、空気からできた水なんてほんとに飲めるのかしら・・・と思いますよね。
最新の殺菌、ろ過技術を使っているから安心なんですって。
あるメーカーの機械は、24時間で約20リットルをつくり出すことができるそうで、なかなか頼りになりそうです。
空気が乾いている砂漠ではさすがに使えないそうですが、湿度が45~50%あれば水をつくり出せるんだそうです。
東京の空気で作った水とアマゾンの空気で作った水では味が違いそうですね。
空気から水を作る機械に興味があります。 もしそのシンガポールの会社の名前をご存知でしたら教えていただけませんか?
投稿者 norie : 2007年04月20日