受験シーズン真っ只中ですね。
本人はさることながら家族も気を遣うんでしょうね。
最近では韓国の受験戦争が厳しいことが伝えられていますね。
でも厳しい受験の本家本元といえば中国の科挙ではないでしょうか。
科挙は中国の官吏登用試験のことですが、それがいくもの試験を突破しなければならなかったんです。
科挙を受けるためにはまずは国立学校に入らなければならないというので、まずはその試験をクリアしなくてはなりません。
それも1回では、すまなかったんですね。
試験のやり方は、ただ正解を書けばいいというものではなくて、途中経過も見られたようです。
スピードも採点基準のうちだったようで、じっくり考えていようものなら、たとえ正解でも採点には不利に働いたようです。
その後いくつもの試験をクリアした後には、何日も小さな部屋に閉じこもって受ける試験があります。
食事も眠るのもそこで済ませて、ただひたすら答案用紙と取り組むというんですから、厳しいことこの上ないですね。
私は一日3科目程度の受験でさえ大変だなあと感じたものですが、何日も続けて試験に費やすとなると集中力も体力も必要だったろうなあと思います。
中国の役人さんは広い中国から選びに選んだ超エリートだったんですね。
受験生の皆さんは今まさに正念場でしょう。
体調管理にだけは気をつけてくださいね。
元気に遅刻せずに試験会場に到着できればこっちのもんです。
後はいつもどおりにやってくださいね。