映画「掘るまいか」見てきました!
19日中野ZEROでの上映会に行ってきました。
当初は1回のみの上映予定だったのですが、事前の反響が大きく夜の部を増やしたそうです。
みぞれに近いような冷たい雨にもかかわらず、たくさんのお客さんが会場に向かっています。
83分のドキュメンタリー映画。
「村民が力を合わせて900メートルものトンネルを掘る」
上映前はあまりピントきてませんでした。
酸欠に苦しみ、交代制で昼も夜も掘り続け、家を守る女性たちも影となって夫を支え続けた。
汗の匂いがする映画でした。
村のみんなの「強さ」にしびれました。
でも、ほんと楽しそうなんですよ、映画の中の山古志村の人たち。
上映後はトークショー。
山古志村の住民お二人がかけつけてくれたんです。
「冬が終わって雪がなくなったら、本当の復興が始まる」
「通信がだめになってしまうとまるで闇のようだ」
など、地震での大変な経験の中からいくつもお話してくださいました。
その中でこのサイトをご覧の皆さんに是非お伝えしたいことがひとつ。
「今、被災した山古志村のお年寄りが一番欲しいと思っているのは、皆さんからのお手紙なんです」
仮設住宅に入った皆さんは、お茶飲み会の場で全国から届いたお手紙を読むのを楽しみにしているそうです。
「掘るまいか」と駆けつけた山古志村の皆さんから私の方が元気をもらった時間でした。
今私も「掘るまいか」の橋本監督と同じ気持ちです。
「山古志村の復興を信じています」