睡眠不足と話すこと

ＮＨＫから「睡眠負債」という言葉が飛び出して、一気に睡眠への興味が高まっている気がします。
睡眠負債という言葉は、とてつもなくざっくり言うと・・・毎日少しずつの睡眠不足の積み重ねが、パフォーマンスの低下を生むというお話です。
睡眠負債の番組を、睡眠不足は話すことについてもかなり影響するなーと、思いながら見てました。

皆様がスピーチをするときなど「話す」にまつわる大事な本番を控えたとき、睡眠は大きく影響することを忘れてはなりません。

アナウンサーで言うと、野球中継、競馬中継など、今この瞬間に反応して最適な言葉をアウトプットしなければならない場合。
前夜の睡眠が足りない場合は、確実にパフォーマンスに影響します。

・言葉が見つかるまで時間がかかる。
・最悪、最適な言葉があることはわかっているのにそれが出てこない。
・タイミングを逃す。
・滑舌が悪くなってカンでしまう。
・より良い表現を追及する努力ができない。
・気持ちが乗らない。
・聴衆の反応や現場の出来事に臨機応変に対応できない。
・・・などなど。

あんなにしっかり準備をしたのに・・・と、愕然としたことありませんか？
そんな日の前夜、遅くまでかかって内容を吟味したりしませんでしたか？
一発勝負のときこそ、その前にたっぷり眠って最大のパフォーマンスをできるよう備えることが肝要です。

私が尊敬する金の声を持つラジオアナウンサーも、「本番前は早く寝る」と言っています。
「成功のために眠る」という選択をしてくださいね。

蛇足ですが・・・。睡眠不足って体重増加を招く気がして、いま土井の身体で検証を続けております。

※写真は夏でも涼し気な自由が丘の街並み。本文と関係なくてゴメンナサイ。