声は大事!ブログ

緊張しそうなとき、まずやるべきこと。

富山県魚津市にあるアンチエイジングメディカルスパスコールさんで、2か月のロングラン企画をやってきました。
「声のアンチエイジング~声と見た目のマイナス10歳チャレンジ」というちょっと勇ましいタイトルで、体からお顔から若々しい声を目指すものです。
これについては、また別の機会にお伝えしますね。

ところで、その最終日のこと。
参加者様の身体的検査を担当してくださった素敵な栄養士さんと雑談をしていました。
聴けば近々大勢の人の前で講演をするご予定があるとのこと。
「緊張しそうなんです。どうすればいいですかね」
とおっしゃいます。
緊張を含めた心のコントロールについては、わたし90分1コマ程度話せます!
身体、事前の準備、本番中の心構えなどいくらでもアプローチはあるのですが、この日はひとつ大事なことをお伝えしました。

「自分のこの日の目的が何かを、改めて心にセットすること」

です。

特に大勢の人の前で話すことに慣れないうちは、相手にフォーカスしすぎることがあります。
つまり、
「きょうは300人の前で話すのか。こんな大勢の人の前で話せるかな」
とか、
「きょうはまったく専門外の人ばかりが聞きに来る。アウェイだな」
とか。

本来は、相手が3人だろうが1,000人だろうが関係なくて、「自分がなにをしに来たか」が大切なのです。
「きょうは栄養管理の大切さをしっかり伝えよう」
とか
「きょうは自社製品と他社製のものとどう違うか、どんなメリットがあるかを印象づけよう」
とか
自分がその日達成したいことを心の真ん中に置くといいです。

アナウンサーの私なら、「会場のお客さんにたくさん笑って楽しんでもらおう」
だったり
「シンポジウムで良い話を引き出す流れを作ろう」
がこれにあたります。
決して1000人の前で話すことが、メインではありません。

たったこれだけのことですが、うまいこと頭が切り替わってすーっと緊張が消えてくれるのです。
一度お試しくださいね。

※写真は本文とはまったく関係なく、今年最後のかき氷。美しい。

20170831