声は大事!ブログ

2013年、私が声のアンチエイジングセミナーを始めたわけ

わたしが声のアンチエイジングについて研究するようになったのは、産後の声の変化がきっかけでした。
これについては、わたしのサイトでも詳しく書いています。
産後声が変わってしまったことに慌てふためいて、思いつく限りのことをして声を元に戻しました。
もしもいま、産後で自分のなにもかもが変わってしまったように思っているママさんがいたら、「大丈夫よ!」って伝えたい。
声だけじゃなくて、体のラインも、24時間疲れていることも、抜けてしまう髪も、シャープさがなくなった顔も、ぼーっとしているように感じる頭の動きも、必ず戻ります。
いやむしろ、こどもに接することで寛容さが養われるし、人生を長いスパンで受け止められるようになるし、人には様々なライフイベントがあることを体で理解することができるので、ヴァージョンアップなんだと思います。
これはかなり大き目のシステム更新なので、ちょっと時間がかかってると思えばいい。
再起動までいろんなことを一旦棚上げして待てばいいんですよね。

 

話を声のアンチエイジングに戻すと、産後の声戻し自主トレ後、私は声と美容の関係についても考えるようになりました。
それから、同年代の女性アナウンサーとの交流の中で
「アラフォーアナウンサーの顔が下がっていない」
「しゃべる仕事の休みが続くと、顔が緩んでくる」
という事実にきづいていきます。
帰納法的に「(アナウンスするときのように)正しく発音していると、顔は老け込まない。」という仮説を思いつきました。
じゃあ、聴きやすい発声や発音の練習をとことん突き詰めてみれば、声も体もお顔も美しくなるという素敵なゴールにたどりつけるんじゃない?と。

実際に声のアンチエイジングセミナーや仕事に効く話し方講座でのアンケート、またホテル専門学校での学生さんの様子を見ておりますと、
発声のためにお腹周りの筋力を使えるようになると、ウエストがすっきりしてくる方が多いです。
40代までの方は、早いうちに変化が出るようで、ウエストが3センチ減った、とかスカートが緩くなったから買いなおす、という声はこのあたりの世代が多いです。
50代以上の方の場合は、お顔の変化がわかりやすいように思います。
加齢とともに素直に重力にしたがって下がったお顔が、すっきりしたり笑顔が美しくなったりします。

おなかを使って声を出し、口をしっかり開けて、ひとつずつの音を丁寧に発することが、若々しさの種を撒くことになります。

かつての元気を取り戻したいと思う方、良い声を出すトライをしてみてください。
今このときから0円でできる、お手軽アンチエイジングです。